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独創的な技術を育み、
モノづくりに生かす。

日本高周波鋼業グループは、神戸製鋼所のグループ会社として、 高級特殊鋼を中心に、ダクタイル鋳鉄、金型・エ具製品などを製造している会社です。
多くの製品は、自動車産業、 エ レクトロニクス産業、 産業機械、航空・宇宙産業等で、 幅広い部品や製造装置として利用されています。 これらは、目に触れない分野で活躍することが多く、一般にはあまり知られていないのですが、 これ まで多くのお客さ まに高い評価をいただいてきました。 私たちの「モノづくり」を支えているのは、 創業以来培ってきた独創的な技術力です。
すぐれた保有技術を大切に育み「モノづくり」に生かすことによって、製品に新しい価値を創造し、 社会に役立っていくことが、 日本高周波鋼業グループの大きな目標です。 社会の変化や高度化するニーズにお応えし、いろいろな産業分野でスペシャリストとして期待される役割を果たしていくため、 私たち日本高周波鋼業グループはこれからも「モノづくり」の可能性に挑戦していきます。

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高級特殊鋼の製造・開発をおこなう富山製造所

富山製造所は80年以上の歴史を誇る、当社のモノづくりの拠点です。ここには、原料から鋼をつくる製鋼工程、製品の形をつくる鍛造工程·圧延工程、線や棒などの最終製品をつくる二次加工工程が集約されています。高度な生産技術とノウハウを活かし、合理化された 貫製造ラインを構築しています。また、さまざまな鋼種の製造や小ロット生産などに対応するように、柔軟かつ強靭な生産体制の整備を進めています。

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特殊鋼事業を支える
4つの職種

特殊鋼事業は、日本高周波鋼業グループの核となる事業分野です。私たちは、これまでに蓄積してきた高度な技術力をベースとし、製鋼から鍛造、圧延、加工、熱処理までを一貫して行っています。

製鋼の仕事

  • 鉄や合金を電気炉に入れて高温のアークで50tの鋼をドロドロに溶かす

  • 真空状態の設備で処理して不純物を取り除き、品質の良い鋼をつくる

  • 鋼が漏れないように鋳型に流し込み、固めて塊にする

鍛鋼品の仕事

  • 3tから27tの鋼の塊を加熱炉で温め、プレスで変形して加工する

  • プレスした鋼材を鍛造熱処理炉で加熱し、鋼材の特性を引き出す

  • プレスした鋼材の表面を、旋盤や切削マシンを使って、きれいにする

鋼線・線材・棒材の仕事

  • 鋼の塊を線材や棒材にするため1250°に加熱して長い鋼材の形に伸ばす

  • 長い鋼材を加熱し、圧延機で連続的に加熱することで納品用の製品に加工する

  • より細くして長さを伸ばしお客様から要望された寸法や硬さに仕上げる

二次加工品の仕事

  • 固まった鋼をもう一度溶かして精錬を行い、より不純物の少ない鋼をつくる

  • 品質を一定に保ちながら、硬くなった線材の歪みを直して柔らかくする

  • 鋼線東仕上伸線工場で小径鋼線を製造して世の中のニーズに応える

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幅広い分野で活躍する
製品群

高度な技術力と合理化された一貫製造ラインで製造された製品は、自動車、航空・宇宙、エレクトロニクス、医療などの先端分野から、私たちの生活の身近なところにいたるまで、幅広く活躍しています。