Company
私たちの最大の強みは、長年にわたり蓄積した技術力と製鋼から二次加工まで
合理化された一貫製造ラインで製造された、高品質な特殊鋼製品です。
これからも幅広い分野で、信頼される製品を創出していくよう挑戦を続け、特殊鋼の可能性を広げていきます。
Strength
特殊鋼のスペシャリストとして長年にわたり蓄積した高い技術力を生かし、高度化、多様化するお客様のニーズにお応えします。お客様が必要とする材料特性や使い方などのご要望を把握し、あらゆる角度から検討を重ね、最適なソリューションを提供します。
富山製造所は80年以上の歴史を誇る、当社のモノづくりの拠点です。ここには、原料から鋼をつくる製鋼工程、製品の形をつくる鍛造工程・圧延工程、線や棒などの最終製品をつくる二次加工工程が集約されています。高度な生産技術とノウハウを活かし、合理化された一貫製造ラインを構築しています。また、さまざまな鋼種の製造や小ロット生産などに対応するように、柔軟かつ強靭な生産体制の整備を進めています。
高度な技術力と合理化された一貫製造ラインで製造された製品は、自動車、航空・宇宙、エレクトロニクス、医療などの先端分野から、私たちの生活の身近なところにいたるまで、幅広く活躍しています。
自動車
エレクトロ
ニクス
航空・宇宙
エネルギー・
原子力
医療機器
産業機械
日用品
特殊鋼
Keyword
日本高周波鋼業を知っていただく上で特に重要な8つのキーワードをご紹介します。
自動車や産業用ロボット、家電、医療機器などの動く機械には欠かせない精密回転部品であるミニチュアベアリングには当社の製品が使用されております。ミニチュアベアリング用素材は、過去から継承されている介在物制御や製造技術、製鋼~二次加工までの一貫生産を武器に、国内トップシェアを誇っています。
日本高周波鋼業で製造している製品はスクラップ(戻り鋼)を使用しています。又、製品にならなかった部分は再利用するなどリサイクルしています。最近では、加熱炉の燃料として天然ガスを利用するなどエコの追及に余念がありません。
1969年、アメリカ・アポロ11号が人類史上はじめて月面着陸した時、着陸船に搭載された機材の中にメイドインジャパンの製品が2つだけありました。そのうちの1つがジャイロスコープで、着陸船の姿勢検知に用いられました。このジャイロスコープがスムーズに動くためには性能の良いミニチュアベアリングが必須ですが、そのベアリング素材となったのが日本高周波鋼業の鋼材だったのです。
1950年、日本高周波鋼業が発足。当社の社名の由来となった「高周波電撃精錬法」の発明からは今日まで80年以上が経過しています。特殊鋼メーカーとしては日本国内ではパイオニア的な存在であり、長年にわたって優れた鋼材を提供し、日本の産業界の発展に大きく寄与してきました。長い伝統と歴史だけでなく、今日にあっても、つねにニーズに対応し新しい鋼種、表面加工技術にチャレンジし続け特殊鋼の世界で独自の存在感を示しています。
日本高周波鋼業の主要工場である富山製造所は、富山県射水市に所在。産学連携の一環として、富山県内の大学との共同研究で新しい技術の開発を積極的に行っています。また地域への社会貢献として、射水市の中央文化会館のネーミングライツも取得し、「高周波文化ホール」の名前で地域の皆様に親しまれています。
特殊鋼は普通鋼と違い、成分が多様で且つ成分比率や組織構造がそのまま、硬い、粘り強い(高靭性)、摩耗しにくい、錆びにくい、電気抵抗が小さい、高温下で強度が増すなど優れた機能を発揮するようになります。工業製品の進化の陰には特殊鋼の存在が有ります。
日本高周波鋼業の強みは製鋼から、鍛造、分塊・圧延、熱処理、伸線まで一貫した生産体制を持つところにあります。また日本高周波鋼業グループ全体では鋼材の加工から、熱処理、表面処理までの一貫した供給・販売体制を整え、高度化するニーズに確実の応えるため、お客様に満足して頂けるようなサービスの提供に努めています。
製造拠点がコンパクトに1箇所にまとまっているからこそ、開発部門や製造・技術部門、営業部門がコミュニケーションを取りやすく、大手では対応が難しいような小ロットから、試作品提供、仕様変更などスピーディーに対応が可能で、お客様から大変喜ばれています。