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技術部 検査室
岩田 大地
2020年入社
工学部材料科学科出身

入社のきっかけについて

学生時代は金属に限らず材料の基礎を学んできました。そのため材料に関して強い関心があり、就職活動では材料メーカーを中心に企業を探していました。卒業研究では合金ナノ粒子の合成と触媒活性の評価をテーマにしていました。同じ金属とはいえ、特殊鋼は構造組織の大きさがそれぞれ異なります。しかし合金ナノ粒子も「元素の組み合わせによってその機能を変える」という特殊鋼との共通項がありました。そこに特殊鋼の面白さを感じ、この会社に入社しました。それからは新しいことばかりで勉強の日々ですが、大学の研究で学んだことも活かせています。

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現在の仕事内容について

検査室では製造された多様な形状のアイテムを検査していますが、その中で私は素形材(鍛造品をお客様の用途に合わせた形状に加工したもの)と、平鋼(板状に圧延した材料)を担当しています。検査員が検査した結果を確認し、条件通りの検査が実施されているか、お客様の要求規格を満たしているかを確認します。検査は最終工程であり、異常を見抜くことができる最終フローですので、細かいところも厳しく確認しています。
また検査員が仕事に取組みやすくなるよう、作業に不都合な点があれば関係部署と連携しながら改善活動にも取り組みます。自分の担当アイテムに限らず検査全般のシステムや設備の改善にも取り組んでいます。
その他にも他部署から調査依頼があった材料の検査手配やデータの取りまとめも行っています。

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仕事のやりがいと目標について

検査業務は検査結果を出して当たり前、異常を見抜いて当たり前というようなところもあり、また製造工程とは異なり自分たちの仕事が目に見えるかたちとして現れることもないので、なかなかやりがいや達成感を感じにくい職場かもしれません。しかし、検査という仕事は「十分な品質を満たしています」と太鼓判を押し、お客様が安心して使用していただくために必要不可欠な要素です。検査結果が合格となって初めて製品は完成します。私たちの仕事も製品の一部であると考え、日々誇りを持って業務に励んでいます。
そのためにも検査業務に集中できる環境づくりも必要と考え、日々の仕事の中で不都合なことがあれば意見を出し合いながら改善に取り組んでいます。その結果「前よりも仕事に取組みやすくなったよ」と意見がでればとてもやりがいを感じます。
今後はシステムや設備を変えていきながら、より効率的で確実な仕事ができるような環境を整えていきたいです。

1日の仕事の流れについて

8:10
出 勤寮に住んでいるので、通勤時間は徒歩5分程度です。
8:15〜8:30
朝 礼毎朝体操してから、その日の予定を室内で共有します。
8:30〜12:15
業務開始検査成績の確認、その他デスクワーク、現場の見回りなどを行います。
12:15〜13:15
昼休み食堂で昼食をとります。
13:15〜17:15
業務再開検査成績の確認、その他デスクワーク、現場の見回りなどを行います。
17:15以降
退 勤夕食は寮の食堂で食べたり、たまに外食したりします。
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休日の過ごし方について

インドア派なので、あまり外に出かけず寮で過ごすことが多いです。読書が好きなので小説や漫画を読んだり、映画を見て過ごしています。
スポーツ観戦も好きなので富山拠点のプロチームのバスケ観戦や、年に数回旅行も兼ねて野球観戦に出かけたりします。
富山は海も山もあり四季折々いろんな表情があるので、車を走らせあちこち出かけるのも楽しいです。

働く環境について

製造所のすぐ近くに独身寮があり、遠方からの就職でも慣れない環境での生活にも困ることなく新人時代を過ごすことができました。この点も入社の決め手のひとつでした。
有給休暇も取得しやすく、仕事と私生活のバランスを取ることができる環境です。仕事面では困ったことがあれば、上司や先輩方、同僚が解決に向けて後押ししてくれるので安心して仕事に取り組むことができます。